プロフィール

うつ・イライラ・睡眠障害・自己嫌悪など様々な症状でお悩みの方に、問題点を洗い出し解決法を考える事で心の隙間を伸ばし、心身共にゆったりのびのびと対応できるようにする心のストレッチ・カウンセラー 池上裕二です。

自分の人生を振り返ると、様々な転換期がありました。その都度、新しい環境に適応する為にはたくさんの対応すべき事柄があり、また、予期せぬ事態にも対応しなければなりませんでした。そんな中で心の柔軟性は失われ、隙間がなくなっていた時期もありました。                             でも、周囲の助けや対応次第で道は開けると実感しました。

あなたが抱えているうつ・イライラ・睡眠障害・自己嫌悪などの症状について                       「このカウンセラーなら話を聞いてもらえそうだな」                         「このカウンセラーになら相談できそうかな」                                という選択、あなたのお悩み解決の一助になれば幸いです。 

理学療法士としてのわたし                                      わたしは、理学療法士というリハビリの仕事を20年間病院や高齢者施設で行ってきました。そして、数多くの患者や家族の心身機能に関する相談を受けてきました。理学療法士という仕事は身体だけでなく心のケアも重要で、対応した事や症状が改善した事で得られる患者や家族の喜びと感謝の言葉が、自分自身のやりがいにつながっていました。                      

わたしが体験した悩み                                                          理学療法士として経験を積んでいく内に管理職となり、リハビリ業務以外にも業務量と責任が増えてきました。仕事をこなす為に最初は休み時間を削って、次に残業する事が増えて睡眠時間が削られていきました。すると集中力が低下し、気がつくとパソコンに向かっても何もしない内に30分経っていたりするようになりました。また、ひどい腰痛にも悩まされて、座ったり横になる事も辛い状況になりました。環境が変われば状況は改善するかもと転職しましたが、根本的な解決にはつながりませんでした。                                                                                                            

親の介護と兄弟との溝

そんな中、一人暮らしの母が自殺を図ったり危険行為がみられるようになり、すぐに介護認定の手続きをして2週間後には施設に入居しました。 認定調査から施設を探して契約するまで、締切もあるので各種手続きの対応する為に、仕事を調整しながら当時の住まいと実家・実家近くの施設を往復しました。            緊急性が高かった為速やかな対応が必要でしたが、他の兄弟達と温度差がありほとんど1人で対応。これが、溝の始まりでした。                                                    経験の為に契約継続の対応は妹に頼む事にしましたが、毎回不満だけを訴えていました。そして実家が空家になっており、家族会議の結果、兄弟達は帰る気がないとの事で私が戻る事になりました。通勤時間は倍になり、負担が大きい為に家の近くに転職をしました。                    

そんなある日体調不良の為、母が救急搬送されてそのまま1ヶ月入院。退院まで病院からの連絡は連日仕事中も続き、面会時間の関係で時には一旦職場を出て病院に行ってまた職場に戻ったり休日は1日2往復した日もありました。妹は病院職員と激しく揉めた事があり、他の兄弟もコロナ禍で遠方からの通いは頼れない状況でした。  退院して施設に戻る事になり、その後の対応もメールで兄弟達と相談しながら進め、各種契約関係は全て私が行いました。                                                その後も仕事は忙しく介護との両立が困難な為に、私は退職して介護に専念する事にしました。退院後母は歩けなくなり、週5日施設に通い私がリハビリを行いました。

それでも徐々に介助量が増えて色々と金額がかさみ、転居を考える事となりました。入居時や退院後と比べたら考える事も少ないし、私は一歩引いて今回は妹に対応窓口になってもらう事にしました。しかし一向に話は進まず、不満を持ちつつ、アドバイスをしながら待ちました。それから半年経っても状況は変わらず、業を煮やして話し合いに参加し、窓口を私に戻しました。

これ以上介護度が進む前に転居先に申し込みたいという結果を求める私と、一生懸命対応してきているという過程を評価して欲しい妹との溝は埋まらないままでした。

症状の解決

自分の腰痛は薬物療法やマッサージを受けたり、セルフ・ストレッチで対応しました。同時に、他の職員に相談をして協力を得る事で業務の負担を調整する事ができました。するとひどかった腰痛が2か月で落ち着き、睡眠もとれるようになりました。           

カウンセラーへの転身                                        そんなある日、カウンセラーを目指しているという学生と出会いました。そして、こんな事を言われました。「あなたと話していると、なんだか落ち着きます。あなたの方が、カウンセラーに向いているかも。病院や施設を利用していなくても、助けを必要としている人達はいます。」                     その言葉をきっかけに、悪循環を断ち切るワーク・悪い過去や人間を置き換えるイメージワーク・対人関係スキルの勉強を始めました。

失われた心の隙間を取り戻す                                                       私は置かれた環境に適応していく為に生活リズムが崩れ、うつやイライラにつながっていきました。                               そして、心身ともにガチガチに凝り固まっている状態でした。

かつての自分と同じように、家庭や職場で何とか状況を改善しようともがき苦しんでいる。そんな人達の問題点を見つめ直して一緒に対応を考える事で、心身の状態を楽にするお手伝いをしていきたい。

そのように考えて、わたしは心の隙間を伸ばし、心身共にゆったりのびのびと対応できるようにする心のストレッチ・カウンセリングに取り組んでいます。